アレルギー性鼻炎(含む、花粉症)について

アレルギー性鼻炎についての診療を行います。
アレルギー性鼻炎は通年性と季節性に分かれます。
季節性のアレルギー性鼻炎は、そのほとんどが花粉症です。

アレルギー検査について

当院では指先からの簡単な採血で20分で結果がわかるアレルギー検査をおこなっています。
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小さなお子様におすすめです。お気軽にご相談ください。

アレルギー性鼻炎(通年性)

アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を吸入することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が出ます。風邪と違って、のどの痛みや熱などはともないません。

アレルギー性鼻炎の原因と治療

原因は家の埃やダニの糞・死骸です。
ペットのフケやカビも原因となります(血液検査によって抗体を測定することで、何に対するアレルギーかを知ることが出来るケースがあります)。
アレルギー性鼻炎の症状を軽くするには、とにかくダニの糞や死骸、家の埃、ペットのフケ、カビなどアレルギーの元にさらされる状態を出来るだけ避けることです。
こうした策を講じた上で、抗アレルギー薬の飲み薬や鼻スプレーで症状を抑えていきます。

風邪にも注意

また、アレルギー性鼻炎がある方とそうでない方が、同じような鼻風邪(急性鼻炎)をひくと、通常、アレルギー性鼻炎がある人のほうが長引きます。
急性鼻炎とアレルギー性鼻炎という2つの病気が併存することになるからです。
また、急性鼻炎から急性副鼻腔炎になる可能性も高くなります。
そのため、風邪をひかないような体調管理が、より大切になって来ます。そして、アレルギー性鼻炎のある方が風邪をひいたときには、早めに耳鼻咽喉科を受診したほうがよいでしょう。

花粉症

現在の統計では、今や花粉症の人口は1,000万人以上に上り、もはや"国民病"とも言われています。
原因は食生活や住環境の変化により、アレルギー体質の人が増加していることや、大気汚染(ディーゼルエンジンの排気ガス)など、さまざまな要因が考えられていますが、基本的には戦後植林したスギ林の樹齢が30年を超えて花粉の量が著しく多くなっているのが大きな原因とみられています。

花粉症とは、アレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって、立て続けのくしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒み、目の充血、涙などの症状を引き起こします。
スギやヒノキの花粉がよく知られていますが、これら以外にもアレルギーを引き起こす植物には、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギほか、たくさんの種類があります。

花粉症の治療法

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎は、治療を始める前にアレルギーの原因を特定することで、症状を起こりにくくすることが出来ます。
アレルギー検査では、問診や鼻鏡検査を行うとともに、血液検査によってアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を特定します。
その上で治療は、抗原回避(アレルゲンを近づけない環境整備)および薬物療法を中心に進めます。治療法には、主に以下のような方法があります。

【 内服薬 】

花粉の飛散が開始する2週間前(症状の出る前)から飲み始めます。
症状が出てから薬を飲み始めるのに比べて、症状が軽く済むことが多いというデータがあります。特に鼻汁、くしゃみが強いタイプの人には効果的です。

【 鼻スプレー 】

花粉症治療の効果が強く、副作用が少ないため、症状や鼻づまりが強い人には、内服薬に加えて局所スプレーを併用します。

【 レーザー治療 】

慢性的な鼻づまりでお悩みの方には、アレルギーへの過剰反応を鈍らせることが可能なレーザー治療などもあります。

舌下免疫療法

当院では、スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っております。
舌下免疫療法とは、舌の下にスギ花粉を含むエキス(シダトレン)を滴下し、保持したまま2分間そっとしておき、その後に飲み込みます。このエキスの量を徐々に増やし、アレルギー反応を起こさないように仕向けていき、スギ花粉症を治癒に導く治療法です。2014年にスギ花粉症で初めて保険適応となりました。

治療開始時期

花粉飛散時期には開始はできないため、スギとヒノキの花粉シーズンが終わってからの治療開始となりますので、6月から11月に治療を開始するのが望ましいです。遅くとも12月初めには開始する必要があります。

対象年齢・服用期間

検査でスギ花粉症であると診断された、12歳以上で適応となります。
1日1回、少量から服用を始め、2週間は徐々に増量し、その後は決まった量を数年にわたり継続的に服用します。まずは2年ほど行い、効果を確認します。そこである程度効果の見られた方には、4~5年間の治療をお勧めしております。

このような方におすすめです

  • 治療期間が長期にわたっても、治癒(スギに対するアレルギー体質がなくなる)を望んでいる
  • 飲み薬やスプレーをしても、症状が軽くならない
  • 花粉症の薬がたくさん必要なので、減らしたい
  • 数年内に妊娠の希望や予定は無いものの、将来的に妊娠した際に薬が使えないのが不安
  • 大学などの受験期がスギ花粉症の時期と重なるので、少しでも症状を改善しておきたい
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